合材工場

地域の未来に向けて、
高品質なアスファルト混合物を製造

当工場は、1981(昭和56)年に新規アスファルト混合物プラントとして、日光市針貝に建設され、県内の舗装現場へとアスファルト混合物の出荷販売を行っています。1999(平成11)年には、循環型社会形成の推進を目的に舗装発生材の再利用処理を行うリサイクルプラントを併設整備。2001(平成13)年に産業廃棄物中間処理業の許可を受け、再生骨材の製造及び再生アスファルト混合物の出荷も可能となりました。近年では、溶触スラグ(他産業副産物)等を再利用したアスファルト混合物の出荷販売も行っています。

工場は、お客様へ高品質なアスファルト混合物を安定供給することはもとより、限りある資源を再利用して地域の環境保全に寄与するという社会的使命を担っています。一口にアスファルト混合物と言っても特性や用途が異なる様々な種類の合材があり、ここでは求められる種類、数量に応じたアスファルト混合物を製造し、出荷しなければなりません。そのために、工場では専門の品質担当者がアスファルト混合物の配合を設計し、日々出荷するアスファルト混合物の品質管理業務を行っています。プラント運転は専門の製造担当者がコンピュータを操作し、常にモニターを監視しながら安全にアスファルト混合物を製造しています。

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現在、工場のスタッフは6名ですが、全員が「高品質なアスファルト混合物の提供」という命題に向かって、それぞれの専門性と技術を高めています。
必要なのは、ここで製造したアスファルト混合物が、公共の道路やさまざまな建築物・構造物の一部となって地域のインフラ整備や人々の暮らしに役立つことをイメージし、注意深く確実に業務にあたれる人材です。当工場で製造されるアスファルト混合物は、(一社)日本道路建設業協会よりアスファルト事前審査制度の各アスファルト混合物の認定を受けると共に、栃木県リサイクル製品認定制度の「とちの環エコ製品」の認定を頂いております。スタッフ一人ひとりが個の能力を高めながらチームとして連携し、当工場ならではのクオリティを地域に届けることが、地域社会の発展と環境保全につながります。

舗装された道路をよく見ていただくとわかりますが、水はねや騒音を軽減する排水性舗装や、ヒートアイランド対策として期待されている保水性舗装や遮熱性舗装、路面を視覚的にデザインするカラー舗装など、アスファルト混合物も時代と共に進化し続けています。私たちと共に地域の未来づくりに関わりたいと思う方は、ぜひ一度、当工場を見学してください。どのようにアスファルトがリサイクルされているのか、どんな試験を重ねて品質を管理しているのか、どんな環境でアスファルト混合物が製造されているのか。その目で確かめていただきたいと思います。

磯部建設株式会社 アスファルト合材工場 工場長
 藍原 雅人

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